6月12日 @ポズナン→クラクフ、ポーランド
旅立ちの朝。ジャネッタ&ボイテックが出してくれた朝食は、ジャガイモ&チーズ入りのポーランド風餃子ピエロギ。台北の小龍包、サンクトペテルブルクで食べたグルジア料理ヒンカリ、そしてここポズナンでのピエロギ。包む文化は大陸をまたいで息づいていた。
「思い出に」と渡されたのは、ボイテックのおばあさんが手作りし、ジャネッタ&ボイテックがついさっきまで使っていたテーブル敷きとポーランドのドキュメンタリー作家Marcel LozinskiのDVD。すごく心に響く贈り物で、別れがすっかり名残惜しくなってしまう。
クラクフ行の列車はどこか時代に取り残されたような、ごつごつした味のある車両。ごとごと揺られながら、ポーランドの素朴な人たちにもらった温かさを思い出していた。
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