2011年6月13日月曜日




6月11日 パート2 @ポズナン、ポーランド
 今回の旅の目的の1つが、ダグマラの結婚式に出席すること。ダグマラとは、4年前に行われたINSP(ストリート・ペーパーの国際ネットワーク)の総会での宿が同室だったことから仲良くなった。『ガゼタ・ウリツィナ』のアイドル的存在だった彼女が結婚するとあって、涙した男性スタッフも多かったと風の噂で聞いた。
 それはさておき、4時からの式に向けて、ジャネッタと大急ぎで家に戻り、ペンキだらけの服からドレスに着替える。ジャネッタのボーイフレンドのボイテックは、もうすっかり用意ができているのか余裕の表情だ。
 ばたばたと家を飛び出し、なんとかぎりぎりセーフで教会に潜り込む。旧市街地にあるそのカトリック教会での式は、おごそかそのもの。約1時間の式を終えて、会場を移して披露宴へ。1時間ほど料理を楽しんだ後、おもむろにダンス・ミュージックが流れ始めた。老若男女思い思いに踊る踊る。ひとしきり汗をかいた後は、また食べて飲む。飲むのはもっぱらウォッカ。「乾杯~♪」と宴は延々続き、8杯目のウォッカを乾杯する彼ら、あな、おそろしや・・・
 ふと時計を見ると、もうシンデレラなら帰らないといけない時間。ここでようやくウェディングケーキ登場、ケーキ入刀。そしてさらにウォッカをあおり、踊り狂う大人たち。気づけば奇声をあげながら踊る彼らの一員になっていた。
 宴は朝の4時まで続き、聞けば親族は翌日も結婚を祝うためにまた集うという。田舎では1週間結婚を祝い続けることも珍しくないという。
 なにはともあれ、皆に祝福され、ここにまた1組の夫婦が誕生したのでありました。

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