5月30日 パート2 @ザルツブルグ
ザルツブルグでは、現地のストリート・マガジンのスタッフミカエラの友人、モニカのアパートに泊まらせてもらっている。モニカの家にはロシア語の本がいっぱい。聞けば、ロシア語を勉強しており、何度かサンクトペテルブルグに行ったことがあるという。さらに聞けば、ウィーンの出身で、第2次世界大戦後ウィーンが大国(英、仏、米、露)に4分割された際、モニカのおばあさんはロシア地域に住んでいたのだという。ドレスをつくる仕事をしていたモニカのおばあさんの店に、ロシア兵の妻たちがよく集い、交流をしていたそうだ。
まさに、グレアム・グリーンの『第三の男』の世界。そう告げると、「そうね。ウィーンに行けば、『第三の男』ツアーが今でもやっているわよ。地下に潜っていく、あのシーンを地で行けるわよ」とのこと。残念ながら閉所恐怖症であることを告げると、笑われた。
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