6月20日 @ブラティスラバ、スロバキア
3月11日。津波の一報を聞きつけたスロバキア『ノタベネ』誌のサンドラから、「大丈夫?」とメールが来たのは、地震発生から3時間ほどのことだったと思う。その後も、「『ノタベネ』誌の4月号の売り上げを『ビッグイシュー日本版』に寄付することに決めたから」とメールが来たりと、何かと行動で愛情を示してくれるこのスロバキアのストリート・マガジンに、直接「ありがとう」と言いたかった。
事務所を訪れると、編集部員のダグマ、ファンドレイザーのズザ、ソーシャル・ワーカーのイヴァンや販売者さんたちが歓迎してくれた。
まずは販売者さんたちのお礼をと思い話しかけると、「毎日ニュースを見て、日本の人たちがあの大変な状況の中笑顔を忘れずにいることに、励まされているよ。僕も見習って、売り場ではいつも笑顔を心掛けているんだ」と語る。「この状況は一生続くわけじゃない。状況は絶対少しずつ良くなっていくはずさ。僕の人生だってそうだったんだから」
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