2011年6月13日月曜日




6月10日 パート3 @ポズナン、ポーランド
中世ポーランド王国の最初の首都だったポズナン。ヴァルタ川に臨み、古くから商業都市として栄えてきたが、現在は毎年6月上旬に行われる国際見本市の開催地でもあり、2012年には欧州選手権大会の会場の1つになるなど、今後も大いにその活躍が期待される街だ。
マグダの妹のダグナが、街を案内してくれるという。ポズナン・カロル・マルツィンスキ医学大学在学中の彼女は、ホリデーにはイタリアまでヒッチハイクで行ったり、明日はハーフマラソンに参加する予定だったり、なかなかアクティブな女性だ。
第二次世界大戦ではドイツ軍とソ連軍の激しい戦闘により市街地全体の55%が破壊されたというポズナン。特に旧市街はその90%以上が破壊されたが、戦後、残された資料を元にポーランド人の手によって完全に復元された。その見事な街並みの中でイベントが行われており、子どもたちが民族衣装を着て出番待ちだったところを思わずパチリ。
中世の街並みが続いたかと思えば、通りを曲がれば酒製造工場跡を利用したモダンなモールが急に出現したりと、いくつもの時代の層が重なり合って、ポズナンはとても魅力的な街だった。

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