2011年6月8日水曜日


6月6日 パート1 @ベルリン
 ベルリンの壁崩壊の翌年からこの地に住む、フリーライターの見市知さんと会う。
 朝ごはんで、なぜかいきなり壁話に。ベルリンの壁崩壊は、生涯で一番初めに意識した「ニュース」かもしれない。新聞に黒々とおどる見出しや、テレビから何度も流れる壁の倒壊の映像は、ものすごく象徴的で、子どもながらに1つの時代が終わったことを肌で感じたことを今でもリアルに思い出す。
 見市さんも、壁倒壊にショックを受けて、「ベルリン、行かなきゃ!」と思ったという。関西人の私は、「いやいや・・・行かなきゃって、ご近所さんちゃうねんから・・・」と思わず突っ込みそうになったけれども、見市さんは、実際に学校の交換留学の制度を利用してベルリンに来て、そして現在に至るのだから、まさに「ベルリンに呼ばれた」としか言いようがない。
 見市さんに「89年ってほかに何があったか覚えてますか?」と聞かれて、とっさに答えらなかったけれど、昭和が終わった年なんですね。本当にいろいろあった年だった。
彼女のブログ「Tram」(http://www.tram-magazin.de/article/54983473.html)での、「ベルリン・カレーソーセージ紀行」がすごく気になっていたので、ランチはそれをリクエストしていた。行きつけのところに連れて行ってもらうと、早くも列ができている。
ここのお店のソーセージは皮なしソーセージ。見市さんによると、物資不足だった時、中身はあるけど皮がないという事態に陥り、それ以降、皮なしを通しているとのこと。思わず「へぇ~」とテーブルをたたく。
夏真っ盛りの感のあるベルリンの日差しの中で、炭酸入りレモネードとカレーソーセージは絶妙な取り合わせでした。
 

2 件のコメント:

  1. 見市です。そのせつは、楽しい時間をありがとうございました。Kayokoさんの、6カ月間世界放浪中とは思えない脱力系の自然体な姿に心洗われました。その調子で、引き続き世界各国を踏破してください!!

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  2. こちらこそ、ありがとうございます!おいしいカレーソーセージ&日本食で英気を養いました。
    力抜け過ぎとよく言われますが、このままゆうるりと旅を続けていけたらと思います。
    いつもコメントありがとうございます♪

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