2011年6月13日月曜日



6月11日 パート1 @ポズナン、ポーランド
 5月にポズナンで開かれたストリート・アートプロジェクトの首謀者の一人がジャネッタだ。ポズナン市内の5つの壁に描かれた絵は、道行く人の感性に訴えかける。グラフィティのメッカ・ベルリンに勝るとも劣らぬ力作ぞろいだ。
 1つの壁の前で、「これを見てどう思う?」と聞かれたので、「IT化で人とたやすくつながれるけど、実はつながっていたり、つながったとしても切れるのも早かったり・・・かな?」と語ると、うれしそうにうなずくジャネッタ。「1人1人感想は違っていていいの。そうやって語り合ったり、考えたりすることにアートの意味があるんだから」
 今日は広告の依頼があり、壁を塗りに行くというので、連れて行ってもらう。
 足場をひょひょいと登っていく彼女。目にもとまらぬ早業で、6段目まで上り詰めておる。負けへんで~と意気込むものの、重いお尻が行く手を阻み、2段目までで登ったところで汗だくに・・・。おまけに下を眺めると目がくらみ、「ご、ごめん、急性高所恐怖症にかかったから、壁塗り手伝えへんわ・・・」となんとも情けない結果に。
 なのに、地上に降り立つと、なんだか一仕事終えたような充足感・・・何もしてないのにね・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿