2011年5月23日月曜日
5月19日 @アーネム・オランダ
コペンハーゲンで、無料のシティ・サイクルにトライしたのが、忘れもしない5月12日。サドルを下げても下げても、ペダルに足が届かず、北欧の人の足の長さを思い知った1日だった。
オランダも自転車大国。そして、オランダに住む人も、まごうことなく、足が長い。それなのに、今日はフランク&ベアの友人宅を自転車で訪れるという。
「足届かないと思う・・・」と涙ながらにコペンハーゲンでの経験を話すと、「ちょっと待っとき!」と、フランクがサドルの部品を1個抜き取り、「これでどう?」と自転車を差し出す。
恐る恐るサドルに乗ると、足がペダルに、そして地面に着いた!! こうして「Montague」号は、アーネムでの愛車に決定! へこんだ自尊心を取り戻す。
フランク&ベアの友人ヴィクターは、ライン川に浮かぶ船に住む。約100歳のこの船は、約10年前にヴィクターがタダ同然で引き取り、自分で床を組み立て、窓を作り、「ホーム」に仕立て上げた。船内に足を踏み入れると、キッチンあり、ダイニングあり、リビングありの1LDK。
この船に住む前はオランダ各地をスクウォッティングしていたというヴィクター。1年前から、オランダでもスクウォッティングが違法になったという。それまでは、10年間だれも住んでいない廃屋をスクウォッティングすることは、この国では合法だった。そう言って、ヴィクターは肩をすくめてみせる。
ヴィクター家の“庭”の森を散歩しながら、“現代のヘンリー・デイヴィッド・ソロー”の入れてくれたレモネードを皆で味わった。
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