5月17日 @ノイミュンスター・ドイツ
現在、ドイツ・ノイミュンスターのストリート・マガジン『ディー・ジェルサレマー』の代表を務めるアンドレアスは、2001年の秋から、ここで働き始めたという。現在、唯一の正規スタッフ兼代表として、雑誌の編集からカフェの運営まで、幅広くさまざまな責任が彼の肩にのしかかっている。事務所では、電話が終わったと思ったら、来客、打ち合わせ・・・と席を温める暇もない。
だが、ホームレス状態の人、アルコールやドラッグ依存症の人、一般の住民や子どもたちなど、さまざまな人たちがこの場所で共にコーヒーを飲みながら交流をもっている様子を見ているだけで、気持ちが満たされるのだという。
そんな彼の夢は、ホームレス状態の人たちに提供できるようなグループホームのような家をもつこと。「そこに住む人が、『ここが僕のホームだ』って胸を張って言えるような家にしたいと思っているんだ」、そう言って、アンドレアスは次のミーティングへと駆けて行った。
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