2011年7月26日火曜日


7月8日  @リュブリャナ、スロベニア→ボルツァーノ、イタリア
 長旅の疲れが出てきたため、予定を変更。イタリア北部の町ボルツァーノに住む友人Mに「旅の途中に寄らせてもらってもいい?」とメールを出すと、「ゆっくりしていき」と快諾してくれたため、1週間ほどお世話になることに。スロベニアのリュブリャナからは、バスと電車を乗り継いで、約10時間の旅となる。
 やっとこさ日ののぼり始めた午前6時前、気球のお見送りを受けながら、リュブリャナを後にする。
 2時間ほどのバスの旅を経て、イタリア・トリエステの街に到着。イタリア在住の長かったエッセイスト須賀敦子さんの『トリエステの坂道』によると、先史時代から中部ヨーロッパと地中海沿岸の諸地方を結ぶ交通の要所で、19-20世紀には商港として栄えた土地だ。中世以来オーストリア領だったトリエステは、1919年にイタリア領となった。
 このトリエステでバスから電車に乗り換え、ヴェローナへ。車窓にはアドリア海がどこまでも広がる。ロミオとジュリエットの街、ヴェローナに到着すると、ここで電車を乗り換えて今度は一転、北を目指す。山の緑が深くなってきた頃、終点のボルツァーノへ電車が到着した。
 ロープウェーに20分ほど乗って山を登ると、無事M家に到着。そこはまるで、ハイジの世界。1週間、ハイジ生活させていただきます。

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