2011年7月3日日曜日


6月27日  パート2 @オラデア、ルーマニア
地図上では魚の形に見えるルーマニア。そのちょうど「目」の位置にあるオラデアは、ハンガリーとの国境に位置し、西ヨーロッパへの玄関口となっている。
午後からは、市内観光に繰り出すことに。11世紀、ハンガリー王ラースロー1世の時代に建造され、その後、モンゴル帝国の攻撃に備えて増改築が繰り返された五角形の「オラデア要塞」に、18世紀後半に建てられ、直後にこの地の職人が月の満ち欠けを表示する天文時計を取りつけたという「月の教会」・・・と、数時間で何世紀分もの時間を行き来する。
市街見物から帰ってくると、友人Mの義理のお母さんが、ルーマニア郷土料理「サルマーレ(ロールキャベツ)」をつくって待ってくれていた。やっぱり裏庭で採れたばかりの野菜たちが醸し出すハーモニーは、まったくもってまろやかな風味で、思わずいくつも口に頬張ってしまう。
 なんだかルーマニアに来てから食べてばかりいる。この豊かな大地から、心と体にもりもり栄養をもらっている。

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