6月29日 パート1 @オラデア、ルーマニア
昨日ご近所さんが飼っている牛の乳搾りをさせてもらったのです。「黒」という意味の「ニャグラ」と名づけられたその牛は、夜の訪問客を温かく迎え入れてくれました。見よう見まねで乳を搾れた時には、ニャグラに何度も「ありがとう」ということしかできませんでした。
このお乳を私は今まで飲んでいたんだな。スーパーで手に取るキンキンに冷えた牛乳パックしか今まで知りませんでしたので、そのお乳のもつ生き物の体温のようなものに、何だか新鮮な驚きを覚えてしまいました。
そのニャグラに、昨晩遅く、双子の子牛が生まれたそうなのです。予定は2-3週間後だったので、あわてて、友人Mと旦那さんと一緒にお祝いに行きました。まだ目が開かない2頭の脇で、ニャグラが荒い息を立てながら横になっていました。おつかれさま、そしておめでとう、ニャグラ。
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