2011年4月29日金曜日



4月29日 パート2 @台北

 『ビッグイシュー台湾版』(以下、TBIT)の販売担当のキラ&アニーは、ともに24歳と、とても若い。販売者さんたちと接するの大変じゃない?と水を向けると、「予想もつかない返答をしてくれるからおもしろいわ」とアニー。頼もしい!
 創刊して1カ月ほど経った頃、TBITのことを知り、販売担当に志願したというアニー。「台湾では初めての試みだったから、どこまでできるのかやってみたかったの」と語る。「今は友達に話しても『ビッグイシューって何?』『ホームレスの人が売っているってどういうこと?』って理解してもらえないけど、そのうち、ね!」とどこまでも前向きだ。
 キラは、ビッグイシューで働く前は、IKEAで販売担当だった。「IKEAでは、お客さんが家具を買いに来て、買ったらそのままお別れだったけれど、ビッグイシューでは販売者さんの人生に関われる。これほどやりがいのある仕事はないわ」
 そんな2人の夢は、「ビッグイシューを台北だけでなく、台中でも売ること!」。
 3週間ほど前に、台中で一度販売希望者を対象に説明会を行ったが、一通り説明をしても、反応が薄かったという。「来月もう一度説明会を開くの。今回は大丈夫なはずよ!」、そう言って2人ははじけるように笑った。

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