2011年4月20日水曜日


4月12日 @プサン→ソウル
一晩経ち、朝食を食べ終わる頃には、陸地が見えてきた。10時ごろには釜山港を行きかう船影も段違いに増えてくる。
10時半、無事釜山港到着。あっという間に入国審査を通過し、19時間の船の旅終了。なんだか旅の終わりはいつもあっけなく感じてしまう。
早速ソウル行きのKTXが出る釜山駅までバスで向かう。12時発のKTXは満員御礼。隣は家に帰る途中の軍服を着た青年だった。自分もソウルで降りるので、降りるときは荷物を下ろすのを手伝ってくれると約束してくれた。
2時間半ほど経った時、軍服くんが「ここがソウルだ」という。ともに列車を降りて、さわやかに別れを交わした後、インフォメーションデスクで地下鉄の駅への行き方を聞いているときに、ここはソウル駅ではなく、光明という1つ手前の駅であることが判明・・・。疲れ2倍増・・・と同時にこのハプニングに少しわくわくする自分も。
15分後のKTXに乗り込んで、10分後には無事ソウルに到着! 大阪南港出港から丸1日かけて、ようやくソウルにたどり着いた。ハプニングのおかげで喜びもひとしお。

今回宿泊するホテルはソウル駅から地下鉄で40分くらいのところにある永登浦(ヨンドゥンポ)にあるユースホステル。到着してみると、オープンしたてということもあって、なかなか感じがいい。窓を大きくとって、明るい印象。
部屋で一眠りしていると、知り合いのリ・キジンさんから電話。地下鉄で30分くらいのところにある舎堂(サダン)で夕飯の約束。
リ・キジンさんは、ソウルで漫画雑誌『SYNC』を立ち上げ、現在は編集長をしている。日本に8年間留学していて、精華大学で漫画を専攻していたこともある。日本の漫画の話になって、「『ぼくの村の話』(尾瀬あきら著)おもしろいですよ~」と薦められる。
隣でにこにこ話を聞いている優しい旦那様とは精華大学で知り合ったという。思わず「うらやましぃ~」とこぼして、笑われた。

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